MEMBERS 社員インタビュー
A.K
デザイン部3Dデザイナー
2011年入社
最初はイラストが描きたかった
およそ20年前の努力が今に繋がる
――1番好きなゲームは何でしょう?
いやー、ファミコン世代のおじさんには色々ありすぎて難しい質問ですね(笑)一番思い出に残っているのは、中学生のときにお年玉で買ったMSX2の『キングコング2 甦る伝説』ですかね。ファミコン全盛の当時、画面の奇麗さや音の重厚さなど圧倒的なゲームの進化にわくわくドキドキしながら夢中で遊んだ記憶があります。パッケージのイラストもカッコよかったなぁ。今でも人気シリーズとなっている『メタルギア』も大人な雰囲気に厨二心を揺さぶられて大好きでしたね。
――挙げたタイトルから歴史を感じますね
そりゃそうですよ。ゲーム会社に入ったのが22歳の頃で、もう25年業界にいますからね。今は3Dがメインの背景デザイナーですが、元々はイラストを描く仕事がしたかったんです。当時デザイン専門学校でイラストを勉強して、それだけで食っていける仕事があまりなかったんですよね。最初に入った会社でモデルに貼るテクスチャ―を作る仕事をしていて、『刻命館』とか『影牢』といったタイトルに関わっていました。コンシューマのゲームを作っていると、プロジェクトの合間に比較的時間に余裕のあるタイミングがあるんですけど……20年ちょっと前ですかね? ……これからはもう3Dができないと話にならないと思ったんで、そのときに3Dのツールを独自に勉強し始めました。そんなことを必死でやっていたら、あるとき「仕事でやってみる?」って誘ってもらって今の3D背景デザイナーに繋がって行きます。
周りが楽しく働けてるかは気になる
僕自身の経験を還元していきたい
――『影牢』プレイしてました。超面白かったです!
ありがとうございます(笑)自分が携わった過去のゲームを遊んでたって言ってもらえると嬉しいですね。僕もテクスチャ―をデザインする仕事から始まって、色々経験して、迷いながらも苦労して作ってきたものなので、報われるというか……「あー、やっていてよかった」って心から思えます。自分がやってきたことが間違ってなかったんだなって感じられますね。
――普段はどういうことを意識して働いていますか?
1人で黙々と作っていることが多いんですが、スケジュールを意識するってとこかな。大きなプロジェクトだと、背景デザイナーが何人も関わるので、自分がリーダーじゃなくても、周りの子が今どんな状況かとか気にして、若い子が助けを求めてそうだよとか、ケアした方がいいんじゃない? ってことをリーダーに告げ口してます(笑)。周りが楽しく働けてるかっていうのは気になっちゃいますね。そういったところも含めて、周りに僕自身の経験を還元していきたいです。
――どんな人が向いている会社ですか?
何をやりたいか明確に決まってるならよいと思いますね。クレイテックワークスって若い会社なので、会社としてもチャレンジングだし、我々もチャレンジしていける。チャンスはくれる会社です。モバイルゲームも作るし、コンシューマも作る。プラットフォームも限定されないので、やりたいことが明確だったり、夢を持った人ならやりやすいと思いますよ。逆に指示を待っているタイプだと無理だと思います。教えてくれる先輩はいますけど、1から全部丁寧に教えてくれるっていうわけじゃない。考えるきっかけはくれますけど、結局考えるのは自分なんです。そういう働き方ができる人はぜひ検討してみてください。